アデレードヒルズ・バルベーラ

深い色のバルベーラ種の果実は収穫時には綺麗で熟しており素晴らしい状態でした。
手摘みの後、ブドウの10％分はオープン発酵槽に房ごと積められ、残りは果実を潰さないように丁寧に枝を取り除いています。

2日間にわたって果実の皮にコールドソーキングを行った後に発酵が開始されると、徐々に皮から色やフレーバーが抽出されるようになります。
発酵が終わった後に圧搾され、最終ブレンドの55％をフレンチオーク樽(10％は新品のオーク樽、45%を古いオーク樽）、45％をステンレススチールタンクに分けられます。
タンクと樽の組み合わせで、10ヶ月間、軽い澱となるように熟成します。

オーク樽で熟成したワインはタンニンを柔らかくし、タンクで熟成したワインは最終ブレンドで輝かしい果実味と鮮やかさを多く保つようになります。

テイスティング・ノーツ

鮮やかで深みのある赤紫色で、明るい色彩があります。
この寒冷な気候から生まれたバルベーラは、鮮やかなブルーベリーとマルベリーの果実の特徴を多く備えており、ハーブとアニスのノートをさり気なく示しています。

ミディアムボディのパレットは鮮やかでダークベリーの果実のフレーバーにあふれており、果実味にあふれるミッドパレット、バルベーラ種の特徴である鮮やかで新鮮味のある酸味とはっきりとしたタンニンを含んでいます。

若いワインとして飲んでも美味しく頂けますが、5年以上セラーで保管してもフレーバーが深みを増して美味しく頂けます。

ワインデータシート

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